『使い古したワームは大切なリサイクル資源です』
今年2025年、ソルトゲームのソフトルアーを軸に生まれた「TODO Inc」。時代を物語るSDGsを視野に入れたルアーブランドだ。その着眼点とは鋭いもので、釣りという遊びの裏に抱える「釣り場ゴミ問題」に着目。釣り人のモヤモヤを解消し、明るい未来の釣りを描こうとここに立ち上がった。
日本とは、2万3千年前に使用された貝製の釣り針が発見されている程の「釣り」というカルチャーに伝統のある国です。先人の方々にリスペクトを捧げ、自分なりに日本の「釣り」に対して伝統文化を後世に伝える一端を担えないかと考えました。海辺で夜釣りをして、星空を見上げ、寄せては返す波の音を聞きながら、ふと波打ち際を見ると「ゴミ!ゴミ!ゴミ!」。不快に思いながら、弊社も工業用プラスチックを扱う会社として、私たちにもできることを思いつきました。それはアメリカのガレージホビーとして盛んに行われている「使用済みワームの再利用」です。日本ではどの企業も取り組んでいないこの状況を打開すべく考えだしたのは、家庭用ゴミとして捨てられている使用済みワームや、釣り場に捨てられているワームを清掃回収し再成形する『循環型フィッシング』です。皆様にお送りいただいた使用済みワーム50gにつき、回収させていただいたワームを再溶解し弊社の製品モデルで再成形した20本のワームと交換させていただくシステムです。詳しい内容は弊社公式サイトより順次報告させていただきますので、是非この機会にご協力とご賛同を頂けたら嬉しいです。
また夜でもパッケージを発光させ見やすくすることで現場ロストの軽減を目指し、ワームパッケージをファイリングできるショルダータイプのワームフォルダー『Minimal Rhythm』も提案したいと思っています。弊社製品使用後のパッケージに再び他社製品を入れて使用することも可能です。あと元々パッケージに装着されている弊社シールを再剥離ステッカーにすることで、パッケージから剥がし再度タックルボックスやクーラーボックスに貼って楽しんでもらおうと思っています。少しでもゴミの排出を減らし、環境問題やリサイクルに貢献したいと考えました。自然を相手に私たちにできることは少ないかもしれませんが、2025年にスタートアップしたフィッシングブランドとして、少しでも海洋汚染を筆頭とする環境問題に取り組み、気持ちの良いフィッシングライフを今後も提案したいと考えています。
https://www.todoinc.jp