Low Bite

2021 SUMMER

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DEAD OR MOLAMOLALIVE

ブランドオーナーの井戸さんが辿り着いたガチンコ釣り人生

「TEEN時代に出会った衝撃の連続」
小3の時ですかね?友達とフナ釣りに行って、ウキが沈んで魚の引きがダイレクトに伝わってきたんですよ。あの衝撃は今でも忘れないっすね。中学生になると友達と月1回は電車で琵琶湖に行くという恒例行事もしてました。自分はヤンチャな方だったんですが、恥ずかしい事に服に一切興味がなくて。金髪頭にダイエーで買ったセットアップの服を真顔で着てましたから(笑)。そんなある日、中学校で一際目立つオシャレな先輩がいまして。「おまえ、そんな服装アカンやろ??」と声をかけてくれまして。先輩が家に呼んでくれたんですよ。そしたらボクには無縁だった「STUSSY」や「X-LARGE」のストリートブランドが並んでいて…全てが格好良く見えて。ターンテーブルもあって「何これ!?」って驚いていると、当時のメロコアやスカコアを聴かせてくれて「何?この世界?ヤバっ!」って。中でもスカパンクの「POT SHOT/CLEAR」を聴かせてもらった時は、フナ釣りでウキが沈んだ時以来の衝撃が走りまして。翌日に慌ててアメ村まで服を買いに行き、それまで付き合っていた仲間をゴロっと変えました(笑)。ティーン時代はアメ村の服屋で働きながらバンド活動をしていました。しかしメンバーが安定しなく、25歳になった時にバンドを諦める事にしまして。でもいざバンドを離れると、自分の時間にポカッと穴が空いてしまい、それを埋めるかのように釣り熱が再燃したわけです。

「好奇心と探究心から生まれた名作ルアー」
学生の時とは違って大人がハマると危ないのが釣りじゃないですか(笑)。市販のルアーに自分なりのチューニングを加えて、人とは違う自分らしい斬新な釣り方を見つけるのが楽しくて。例えば「巻物ハードベイトは速い動きにしか反応しない!」と、当時言われていたのですが全然そんな事ないんです。日中だろうが超スローだろうがガンガン釣れる事に気付いてしまって。その釣り方は「仕掛けて獲るワーミングバイブ」とでも言いましょうか…。ルアーの泳ぎだしにリップが邪魔だと考え、直ぐに動きはじめるルアーが欲しくリップを除きました。でもリップレスだと障害物を躱しにくくなる。それならルアー本体をリップと考え、ルアーの姿勢を垂直にしてルアーのオデコで障害物を躱してやればいい。そしてボクが追求したアクションは釣り人の手元にも伝わらないくらいの微波動でした。こういうルアーが凄く効く事に気づきまして。プラグにも関わらずワームのようにフィネスな操り方で魚を誘うスタイルを確立したんです。

「好きが高じて生まれたターニングポイント」
それを周りの友人に渡したら、みんながみんな爆釣だったんです。だから手作業でウッドから削り出すのではなく、均一なクオリティを求めて試行錯誤しながら、シリコン型を作って発砲樹脂で成型する事にしたんです。それを再び周りに配ったら「ホンマに釣れるから売ってみたら?」という声が上がったんですけど、ボクからしたら「こんな聞いたことのないロジックで作られたマニアックなルアーなんて買うか?」と首を傾げていたんです。でも自分のブログで購入希望者を募ってみたら、驚いた事に200件くらい来ちゃって…「マジか!?」と。納期の約束こそ出来ないですけど、お客さんの希望カラーを1個1個作って納めていたんです。でもそれを重ねているうちに、当時のサラリーマンで稼ぐ給与とルアーで稼ぐ給与に差がなくなって来て、やっぱり好きな事を仕事にするのは憧れでもあるじゃないですか?思い切って会社を辞めたんですけど生活は決して豊かにならなくて。常にガス、電気や携帯電話がいつ止まってもおかしくない生活をしていました。するとある日…プラスチック化して量産する話が舞い込んできまして、見積りを見る限りコケたら借金塗れじゃないすか?でも…バンド時代に町の消費者金融や借金には慣れていたんで「え?い、行ったれ?!」と踏み切ったんです(笑)。そして運命の分かれ道の問屋主催受注会を迎えたんですが、各地方から小売業の方がたくさん訪ねて来てくれて、なんと!自分が予想する倍の注文をいただけたんです。その時は喜びを抑えきれなくて、ここに至るまで力を貸してくれた友人やチャンスをくれた先輩、世話になった色んな人の顔が浮かんできてバツクヤードに入ってガチで泣きじゃくりましたわ(笑)。

「デビュールアー「MOLAMOLA」は変なルアー!?」
見た目はバイブレーションなんですけど、これはもはや「MOLAMOLA」というジャンルです(笑)。バイブレーションは速く巻いても泳ぎが安定するように低重心化されているんですけど、これは速く引けないようにわざと重心を高く不安定にして、スローでしか引けないルアーにしたんですよ。短い移動距離でもしっかりと微波動を生み出して魚を誘い、不意にハンドルをグリっと速く巻くと不規則なアクションが生まれるんです。もし食う事に躊躇しているバスがいたら、そこでバスにスイッチを入れてしまうルアーです。不安定で使いにくいと思う人もいると思うんですけど、実はそこに釣れる要素が隠されています。信じて使いきらないと皆さんはピンと来ないかもしれないですね(笑)。これがボクの処女作である「MOLAMOLA」ですね。

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