Low Bite

2021 SUMMER

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FACE TO FACE in 30 LURES

「ピュアフィッシャー」とは彼の事だろう。名声やプライドに左右される事なく大好きなバス釣りと共に生きる。そんな姿勢がブレることなく、大人になってもスタイルを貫く。その釣りを愛して人の力を信じる姿勢には脱帽。長良川をホームに地元を愛し釣り人の幸せを応援する30 LURES。その懐深いオーナーの三輪さんに彼のフィッシング論を聞いてみた。

    「とにかくBASS FISHINGとHIP HOPが好き」

  • L:店名にある30とは何か意味があるのですか?
  • 3:元々ここにあったスタジオの名前が「30STUDIO」というところも兼ねていますけど、 僕の名前が三輪じゃないですか?「三つ」と「リングの輪っか」。「輪っか」って丸くて「ゼロ」じゃないですか?それで(笑)。
  • L:なるほど、その発想はローバイトと仲良い東京のお店にもあります(笑)!
  • 3:「ハーコー」に因んで3年前の8月5日にオープンしました。
  • L:さすが(笑)!西海岸カリフォルニアのブリブリのヒップホップを始め、G-FUNKやBLACK MUSICが好きなんすもんね?
  • 3:僕もラッパーと組んでDJやっているもんで、お店の二階はレコーディングスタジオにしてまして、名古屋周りで活躍しているラッパー達が自由に使ってます。釣りをやらない友達が「BLACK BASS」って聞くと、黒人文化の「BLACK」だし重低音の「BASS」だし…「BLACK BASS」って聞くとやたら反応が良いんですよ(笑)。僕はバス釣りもヒップホップも本当に好きだから、この響きが本当にたまらないんですよね。最高のネーミングです。

    「未来のためにTEENAGE FISHERを育てたい」

  • L:生まれも育ちもここですか?
  • 3:バスは近くにいなかったので、小学3年くらいから近所の水路で雷魚を釣ってましたね。友達のお父さんに車で大江川に連れて行ってもらったんですが、真冬だったのでバスではなくブルーギルしか釣れなかった記憶があります。
  • L:地元の同級生や遊び友達で釣りって流行らなかった?
  • 3:みんな釣りに誘っても、なかなか親に道具を買ってもらえなかったみたいで。結局釣りだけは独りでやってました。幼少期はまあまあ注目される野球少年だったので、そっちの道に進むつもりでした。でも怪我で諦めちゃったんですけど、当時は「試合でヒット3本打ったらルアー買ってやる!」って、親と約束してマジに頑張っていましたよ(笑)。
  • L:え、何のルアーをゲットしたの?
  • 3:え?っと…「バスパー」っすね!
    <二人大爆笑>
  • 3:それはさておき、そんな思い出があるので、子供や若い子には釣りをする機会を与えてあげたい気持ちが強くありまして。だもんで、学生が夏休みのタイミングに店で抽選イベントを行って、当たった人には店から琵琶湖や長良川釣行をプレゼントしてるんです。小学生は親同伴で中学生、高校生、大学生を対象に毎年募ってます。少年バサーって、バスボートに乗る機会なんて滅多にないじゃないですか?今後大人になっても釣りを続けて欲しいし、そこで大人から釣りだけでなくマナーや考え方も学んで欲しいと、そんな思いで始めましたね。
  • L:「魚の口に針を掛けるだけが釣りでない!」をモットーにしているローバイトにはスーパー素晴らしいお話ですね。
  • 3:そう言ってもらえると嬉しいですけど、中にはSNSのメッセージで「なんで子供だけなんだ?大人にも応募権利が欲しい!」とか「こっちは家族に内緒で釣りに行って肩身の狭いので自分にもチャンスをください!」とか。心無いことを言ってくる人もいるんですよ。
  • L:せっかく良い話を聞いたのに…なんか落ちるね…。
  • 3:そんな事を言う大人にならないように、若い子達には託したいもんです。僕みたいに幼少からバス釣りしている大人って、今では使わない釣り具って実は結構あると思うんですよ。僕はそういう釣り具があったら、みんな子供達にあげちゃったんですけど。世の中の熟年バサー達も「どうせ使わないならあげちゃえば良いのに」って思うんですよね…。
  • L:美しい兄貴魂ですね。…いやいやとっても良い話ですけど、本来はそれを売って商売にするのが30ルアーズのお仕事ですから!そこんとこもお忘れなく(笑)。
    <二人大爆笑>

    「価値あるFACE TO FACEを心掛ける」

  • 3:釣りの将来を考えたら、若い世代を育てないと文化として残らないと思うんですよね。若い子達とは価値観の違いやズレがあると思うし、なのに大人と若い子達の間が空いちゃうと、釣り場のルールや考え方などを伝えられない問題が出てくると思うんです。
  • L:地元愛と正義感だね。
  • 3:僕が今日までバス釣りを楽しんで来れたのは、バス釣りを伝えてくれた人達や文化があったからだと思うんです。それって純粋にありがたい話で感謝したい気持ちが強いんです。その気持ちを形に変えたり表現するとしたら、今度は僕が次の世代にちゃんと伝えて行きたいと思ったんです。僕が学生だった頃、翌日の琵琶湖釣行に備えて釣具量販店に買い物に行ったんです。子供ながらに「何が釣れますか?」と聞いたら「これを投げとけば釣れますよ!」と、僕がどんなタックルでどんな場所で釣りをするのかも聞かずにギル型ルアーを薦められて。翌日の琵琶湖で使い方がさっぱり分からなくて苦い思いをしました。おそらく彼は、お店のルアーが一個売れたらそれで良くて、おそらく僕の琵琶湖釣行なんて気にしてないんですよ。僕は自分がお店をやる立場になって、ちゃんとお客さんと向き合って楽しい釣りを薦めたいし、地元に散らばった釣り人同士が結ばれるように点と点を繋ぎ合わせる役目もしたいと思ってます。釣りを通して、釣り人同士が結ばれて一緒に釣りに行ったり情報を交換したり、その人達の釣りを豊かに出来るのが釣具店だと思うんで。
  • L:橋渡し的な考え方ですね、これも完全にローバイトと一緒ですよ!それにしても頭が下がります。

    「RESPECT! 長島カリフォルニア化計画」

  • 3:カリフォルニアの人達ってフレンドリーで気軽に話しかけてくるじゃないですか?あの雰囲気が凄く好きなんで、啀み合いなく釣り人同士もちゃんと繋がればトラブルや事故も減ると思うんですよね。僕の住んでいるこのエリアって橋と橋に挟まれている特殊なエリアじゃないですか?長良川と木曽川と揖斐川が並行して流れているんで、それぞれ河川をバスボートで走り回れて、ウチみたいな釣具店があって、レコーディングスタジオもあって、ここ地元をカリフォルニアみたいにしたいんですよね(笑)。先日もブーストしている車がいたので、見るに見兼ねて家まで戻ってコーヒーを片手に声をかけに行きました。女の子二人でしたが喜んで飲んでくれましたよ(笑)。その前も堤防の河川敷に車が迷い込んで閉じ込められていたので声をかけて。一定の時間になるとゲートに鍵が掛かるので、多分それを知らないで入ったんでしょうね。事情を聞いてみると3時間も葛藤していたみたいで。偶々鍵を持っていたのでゲートを解放してあげたら喜んでました。
  • L:地元愛が強いんですね。
  • 3:何かと気軽にコミュニケーションが取れる町になって欲しいんですよね。カリフォルニアみたいに、知らない人がドーナツとかドリンクとかくれたりして、ちょっぴり世話焼きでフレンドリーな感じが好きなんですよ。
  • L:それ、飴ちゃんくれる近所のオバちゃんスタイルっすね(笑)。それにしても良い話。こりゃ、30ルアーズは各県に1店舗は欲しいところですね(笑)。
    <二人大爆笑>

30 LURES
〒511-1134 三重県桑名市松陰463
TEL:0594-37-5519
info@30lures.com
https://www.30lures.com

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