カリフォルニアのスタイルマスター「BRIXTON」。現代ではアパレルのトータルコーディネートでマーケットを賑わせているが、2004年にカリフォルニアのオーシャンサイドのガレージにて、友達3人がヴィンテージやアンティークからの着想を表現したヘッドウェアブランドとしてスタート。ブランド名はバンド「THE CLASH」からインスパイアされたもの。アイテムには音楽やスケート、サーフィン、モーターサイクル、ストリートカルチャー、これらに触発された3人のライフスタイルと、ヴィンテージに対するリスペクトが込められている。過去からのインスピレーションを基に当時のスタイルやデザインを現代的な視点で再構築。時代や流行りに左右されないモノづくりは、デザインの落とし込み方や配色、クラシカルなシルエットなど、ベーシックながらも時代を超えて今日の「BRIXTON」ファンを獲得している。
そんな「BRIXTON」がこの度コラボした相手が面白い!近年サンディエゴで立ち上げられ、コアなバス・フィッシャーマンに向けた、カスタム・スイムベイトやアパレルを展開するアングラなフィッシングブランド、その名も「BASS BRAINS」。直球すぎるネーミングに、頭をよぎるのはDCワシントンが産んだハーコーバンドの「BAD BRAINS」。「THE CLASH」からのインスパイアに続いて、再びパンクバンドからのインスパイアだとしたら…予感がするw。このコラボを発表すたが、アートデザインはBURRITO BREATH(ブリトーブレス)の描き下ろし。WEEZERやBRINK-182など有名バンドのフライヤーなども手掛けている毒とポップ感が共存する記憶に残るグラフィックアーティストだ。バスフィッシング、バンドネタ、グラフィックアートなど、Low Biteの読者にはたまらないであろう「BRIXTON」と「BASS BRAINS」の本コラボ企画こそ、何かのキッカケを作る予感がしてしまうのは我々だけだろうか…。