Low Bite

2026 Summer

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仔どんぐりマウス de 仔くちバス

LOW BITE vol66

ここはコクチバスの聖地とも言われている桧原湖。山頂にあるため、夏の避暑地としても有名で、多くのアングラーが各地から集まる人気フィールドだ。バスは夏を目前に繁殖期を迎え、親バスは卵を育てるために巣(ベッド)を必死に守る。そのバスを釣ろうと、ワームを打ち続ける釣り人は少なくない。残念な話だが、彼らの残した数えきれないワームが水底に沈殿していた。魚やフィールドにとってはいらない置き土産だ。水の透明度が高い桧原湖だからか?見るに耐えがたい光景も印象的だった。辺りでは春蝉が鳴き始め、バスは水面への意識が高まっていた。そこで実績のあるクローラータイプの「仔どんぐりマウス」でコクチバスを誘い出すことに。コクチバスは目も良いし泳ぎも早い。何処からともなくルアーに飛んできてルアーを拐って行く。以前に高台からヒットさせ、水辺に降りてファイトしようと崖を下っていたら、あっという間に足元までバスが走ってきて、慌ててラインスラックを巻き取った記憶がある。そんなエキサイティングで釣って楽しい魚なのだ。寛大な磐梯山に見守られながら「仔どんぐりマウス」のカラーローテーションを繰り返し、置き土産ゼロ(ルアーロストほぼゼロ)なトップウォーターの釣りを終日楽しんだ。

トップウォータープラグの中でも“ハネモノ”と呼ばれる左右にウイングが付いたルアーはよく釣れる。この“どんぐりマウス”のウイングは、水を切って泳ぐだけでなく金属と金属が擦れあうクラッターサウンドを奏でる。この高音で「キュルキュルカチャカチャ」と鳴り響く音が水中のバスを刺激して、たまらず口を使わせると思われる。細かいピッチでウイングを上下しながら水を切り、水を頭部とウイングで受け止めることで、高速から低速までのリトリーブが可能だ。前傾姿勢で水中に頭を突っ込みながら、後部はお尻を水面に飛び出させて左右に振って泳ぐ。お尻に付いたフックが水面に飛び出してバイトを逃さないように、フックにフェザーを付けることで水に馴染ませ、スプリットリングをダブルで装着して水中のスイムをキープしている。本来コクチバスは口が小さいためミスバイトの可能性が否めないが、お口サイズにあった“仔どんぐりマウス”はヒット率を格段に上げてくれる。そして何より、ルアーの表情(カラバリ)が豊かなので、選んで!投げて!釣って!楽しいルアーなのだ。

どんぐりマウスシリーズには4タイプ

  • ▼仔どんぐりマウス:45mm / 8g / ¥1,700&tax: 練りに練られた「親指サイズ」のハイパーノイジー!
    https://vivanet.co.jp/viva/ko-donguri-mouse/
  • ▼どんぐりマウス:58mm / 12g / ¥1,700&tax: シャローで響く「子ネズミサイズ」の傑作ノイジー!
    https://vivanet.co.jp/viva/donguri-mouse/
  • ▼大どんぐりマウス:70mm / 20g / ¥1,900&tax: スローリトリーブ×強アピールで大物にアピール!
    https://vivanet.co.jp/viva/oh-donguri-mouse/
  • ▼超どんぐりマウス:80mm / 30g / ¥2,500&tax: 強い水押しとクラッターサウンドで勝負をかけろ!
    https://vivanet.co.jp/viva/cho-donguri-mouse/
今回の主役“仔どんぐりマウス”でスモールマウスバスを誘う
  • ウイング:左右のウイングは硬質アルミ製。ウイング可動部に上下の遊びを持たせることによって、細かいピッチのクラッター音が発生。「カチャカチャ」「キュルキュル」と魚を刺激し、興味と苛立ちが隠せないコクチバスはたまらずアタックしてくる。
  • リアフック:泳ぐと頭をややダイブさせて尻上がりな姿勢になるため、リアフックにはフェザーを付けたりリングをダブルにすることによって、水面上のフック飛び出しを抑えている。水中でフェザーが水と馴染みライブリーなアクションを実現させた。
  • カラーバリエーション:「釣って楽しい!眺めて楽しい!」ルアーチョイスもこの釣りの醍醐味。本シリーズは13種。豊富なカラーラインナップから自分好みを選べる。自然界に馴染んだリアル系も良いが、キャストした時に目視しやすいチャート系も重要
  • マッチ・ザ・ベイト:水面に落下した春蝉と遭遇。捕食のために小魚を追いかけるリスクもなく、コクチバスにしてはラッキーなご馳走。これぞ!と言わんばかりの「マッチ・ザ・ベイト」なサイズ。こんなのを見たら「釣れる!」気しかしない(笑)。
  • サイズフィット:見ての通りシリーズの中でも“仔どんぐりマウス”は、お口にフィットするピッたんこサイズ。コクチバスは気性が荒いのに、何故か?「おかわりバイト」をしてこない。勢い余ってだからか?エラーも多い。よって貴重なバイトは逃したくない。
  • タックル:現代的な馴染みあるタックルから、玄人好みのクラシカルなタックルまでフィットするルアーとも言えるだろう。それは釣れる実績と可愛がりたくなる愛くるしさ。“どんぐりマウス”シリーズにはそんな個性がある。
トップ好きなローバイトクルーである拓也さんと、福島県桧原湖をホームとしているJBプロの荒川さんがコクチバスを狙った。普段はライブスコープ(魚群探知機)を使ってボトムでワームをメインに使う荒川さんだが、この日だけは拓也先輩に合わせたライブスコープ無し&トップウォーターな釣りスタイルで出船した。

シャローを意識して岸沿いを流し、少し緊張感が解れた7時くらいだろうか?辺りで春蝉が鳴き出した。それとほぼ同時くらい、木陰から水面を泳いで顔を出した“仔どんぐりマウス”に猛烈なバイト。竿は大きく曲がり、40cm前後の綺麗なタイガー模様のコクチバスが上がってきた。春蝉とルアーと口のサイズ、全てがジャストフィットした出来事だった。これに船上は大盛り上がり。なんせトップウォーターフィッシングとは、ルアーアクション→バイト→ファイトに至る出来事を、掛けた本人と同船者までもが見守れる(楽しめる)。この共存スタイルこそ、船上を盛り上げる理由の一つかも知れない。2人は抱き合って喜んだ(これは言い過ぎw)。

とは言え、魚の反応は続くわけではない。普段ライブスコープで魚を探す荒川さんには少し酷な時間が過ぎた。お昼頃、透き通った水中に2~3mある岩を発見。いかにもバスが待機してそうだった。ベイトタックルにトラブルがあった荒川さんはスピニングタックルに持ち替えてナイスキャスト。すると案の定、水面を割ってバスが食いついた。がしかし…思いの外、竿が柔らかく掛けたバスをバラしてしまった。気を取り直し再びキャスト。すると再び水面にバスは現れたが、こちらの存在に気がつきターンしてしまった。さすがクリアーレイク!こっちが見えてればあっちも見えている。ならば!と、ボートポジションを改めて、風上に向かってルアーをキャスト。着水したルアーは風に押されナチュラルに岩上まで到達。そこで優しいクロールアクションをすると、1匹目でもない2匹目でもない3匹目のバスが水面を破った。ここぞ!とばかりに荒川さんは渾身のアワセを入れ、今度こそ無事に40cm前後をキャッチ。1匹の価値に荒川さんは泣いて喜んだ(もしかしたら本当w)。

この日を振り返り荒川さんは言う。「普段はデジタルな画面を見てバスを追って食わせていますけど、今日は自分の目で見つけて食わせているから、ライブ感が半端なくて凄く凄く楽しかったです!」と。どうやら記憶に残る1匹と出会えて感動してしまったらしい。…因みに翌日、彼は釣具屋に走り“春蝉カラーの仔どんぐりマウス”を購入したそうです(これはマジで本当w)。

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