買ったばかりのバイク(自転車)に乗って出かけた。近所の河川を辿って大好きなナマズのいそうなところ探索してみた。薄れた記憶を辿りながら久しぶりに地元道をツーリング。もしもの雨に備えた防水性バックパックに、最近購入したナマズ用パックロッドを忍ばせた。思うに大雨が降った後の河川は濁流と化し、とても魚が住めるところとは思えないが、そんな時は一体何処に身を潜めて生息しているのだろう。穏やかな水面を見つめながら色んなことを考える。踏み込んだペダルがN-M-Z(ナマズ)の元に連れて行ってくれた。
実は人間には厄介な雨もナマズには恵の雨。少し濁ったくらいが捕食のチャンス。雨で流れてきた獲物を自慢の髭で探してバイト。絵本にも出てくるナマズとは雑食でタフなフィッシュイーターだ。ザクトクラフトの「オチパックン」で連発ヒット。予想を上回るビッグフィッシュも登場して驚きと喜びが同時に込み上げた。
こんなHAPPYな釣りだが気をつけてもらいたこともある。仮に高台から水面下の魚を見つけてルアーをキャスト。バイトして喜んでいるのも束の間。掛けた魚が重くて上げられないという最悪なパターンは絶対に避けたい。糸が切れたり竿が折れたり、釣り人にも魚にも喜ばしいことは一つもない。口にルアーのついた魚が水中に戻ってもそれはリリースとは言えないからだ。それと魚を置く時はコンクリートの上に置かない。我々が歩きやすいコンクリートとは魚にとって決して心地良くないのだ。土や草などの上にそっと置いてフックを外してあげよう。こんな “フィッシャーマンシップ”は心のポケットに入れて釣りを楽しみましょう。
さてまとめると…ナマズ大好きフィッシャーのKANAさんが、女性にも嬉しい防水性に優れたKiUアイテムを着こなし、ナマズ専門タックルをリリースするZACTCRAFTのタックルを握りしめ、地元をツーリングしたスマート釣行記でした。が、そんなライトなタッチにコアな裏技メッセージを詰めるローバイトっぽい企画でございました。皆さま、ご協力をありがとうございました。