人は拘れば拘るほど視野や行動が狭くなる。しかし強い拘りがあるにも関わらず、
自分のセンスをいかしたアンテナで突き進む不思議な魔力。そんなパワーを持つショップ“VILLAEGDOOR”。その証として今年8月に魂を込めたリニューアルオープンを控える。代表戸村氏の口からから溢れたSIXXのワードを紹介した。
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1:
小さい頃は地元の釣り公園でヘラブナ釣りにハマっていたので、餌や仕掛けを求めて近所の釣具量販店に通っていました。歳を重ねてルアーにハマってからは、専門店へよく行っていました。もちろん買い物が目的だけど、そこのスタッフさんと話をするのも重要な目的で。それを言うと、スケートショップとかアパレルショップとかも同じでしたね。好きな物を通して、語りたくなるというか、学びたくなるといいうか。物や事を楽しむ方法は沢山あると思うけど、そんなコミニュケーションも楽しみ方の一つなんでしょうね。
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2:
今のルアーがウンタラカンタラと語る人がいるじゃないですか?売り方がどうだ!とか、昔はどうこうだった!とか。こっちは50代で20年以上も釣具業界にいるんで、若い人に言われてもピンとこないんですよね。当時の自分が学んだように、そういう子にしっかり教えてあげるのも釣具屋の仕事ですよね。まぁ、小難しいこと言ってないで“趣味”なんだから楽しくやりましょうよ、って(笑)。
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3:
勤めているときも楽しかったですけど、自分の店はやっぱり楽しいですね。なんせ、全部自分で決められるんだから(笑)。当然リスクも100%自分ですけど(笑)。
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4:
ウチみたいな店は、好みが分かれると思うんですよね。そもそも個人店のオーナーって釣りが上手かったり、自信がある人が多いと思いますが、自分は釣りが下手なんでね(笑)。「楽しきゃいいじゃん」を貫いていこうと思います。
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5:
釣りもそうだし、音楽とか飲みとか、何にせよ常にちゃんと遊んでいたいですね。儲けることだけを考えていたら店にそう言うオーラが出ますよ。一応仕事なんで経営もちゃんとしなきゃなんですけど、やっぱり自分が遊びまくって楽しいオーラを常に出していかないと、こういう店ってつまんないでしょ?みなさんも趣味の店には楽しいこと求めに来るはずなんで、仕事のために今後も徹底的に遊びますよ!
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6:
基本通販はやらないですね。特に服とかは実際に見てもらって買って欲しいので。
もし通販やるなら、物凄く格好良いサイトを作って専門のスタッフ雇いますよ。ただ売れればいいってもんじゃないでしょ?あ、この話になるとスラッシュメタルみたいに暴走しちゃうんで(笑)。この話はこのくらいにしときましょう。まぁ、こんなペースなんでそのうち潰れるかもです(笑笑)。でも経営失敗しても笑って店閉じますよ!そのくらい楽しく幸せです。
戸村竜太said:
のらりくらりと釣り業界に20数年関わっています。釣り以外にもキャンプや音楽大好きなのでInstagramではバス用とキャンプ、音ネタ全てVILLAGEDOORの別アカウントで管理中。お店は完全不定休ですので、営業はInstagramで確認して下さい。
・バス系(商品など、メインはこちら)/Villagedoor_bass
・キャンプネタ/Villagedoor_camp
・音ネタ/Villagedoor_sound
http://villagedoor.jp