釣人は水辺のパトローラー? 年に一回、もはや恒例化されている?ローバイト主催のLow Bite Day Campという釣り大会がある。このイベントがちょっと変わっているのは、ただお魚を釣って喜ぶだけはないところ。何かとリンク好きな我々は「釣りを通して、何かを学んでほしいor身につけてほしいor興味を持ってもらいたい」と常に思っている。 そんなことから様々なアトラクションを取り入れ、毎回色んなことに挑戦している。その中の一つに「WATER DIVE」というコンテンツがある。消防署にご協力いただき、釣人にが遭遇するかもしれない水難事故防止に対する講習である。救命具を着て水に飛び込み、リアクションをみんなの前で披露したり、応急処置の方法を手ほどきしたり、人命救助の手順をレクチャーする時間だ。自画自賛するが、こんな釣りイベントは他に見当たらなく、周りからも良い評価をいただき、我ながら良い提案が出来た事にご満悦でもあった。 そんなとき…まさに事件は起こった。烏賊(イカ)釣りロケをしている横でアホ学生達がキャッキャッ騒いでいた。呆れた我々は極力彼らを無視をしていた。がしかし、キャッキャッした笑顔は一瞬で悲鳴に変わった。あっという間に波にのまれ水難事故発生!まさかの事件が目の前で起こったのだ。結論から言うとアホ野郎達は助かった。おかげで人が死ぬところを直視するところだった。自分発信で行っている、あの講習会が、まさかこんなところで役立つと思わなかった。凄く恐怖を感じたが、後ほどローバイトスタッフに事件を報告したら「コマツさん、やっぱり持っていますね?。イベントのメッセージ性(説得力)が高まったじゃないですか!」と言われた。オレ…持ってるんかなW?