小さな事でも強烈に印象を残す幼少の思い出。人それぞれかと思うが、小川で戯れた事のある昭和男子は少なくないだろう。生命の力と自然の力に初めて触れた、あの瞬間。今では貴重な体験の一つだ。
そして大人になった今、どこかに幼少のイメージを抱きながら小川で釣りをしてみた。豊富とは言えないが、まだ…そこにはあの頃の面影が残っていた。繊細なタナゴ用の竿と糸と針で、綺麗なあの魚体に触れてみる。手の平サイズの小魚を透明なアクリルケースで泳がせ、横から下から舐めるように観察してみた。今となれば、釣った魚や捕まえた動物を持ち帰ることはしない。こんな大人スタイルで、出会った生命と一時を過ごしてみたいのだ。こういう「ノストラジック?フィッシング」っての、なかなかいい(笑)。
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